プロゴルファーでジュニア育成にも尽力した坂田信弘さんが22日、死去した。76歳だった。病気療養中だったという。主宰する「坂田塾」では、ともに元賞金女王の古閑美保、上田桃子のほか、笠りつ子、安田祐香ら多くのプロゴルファーを輩出した。
坂田氏は熊本県出身で京大を中退後、1975年に日本プロゴルフ協会に入会。ゴルファーの活躍を描いた漫画「風の大地」の作者でもある。93年には熊本で坂田ジュニアゴルフ塾(坂田塾)を開き、昨年4月に閉校した。
息子の雅樹さんは25日に自身のインスタグラムを通じて「坂田信弘は居なくなりましたが、坂田信弘が残した作品は、多々有ります。漫画、本、執筆で書いた作品。プロゴルファーを育成して、活躍している、プロゴルファーという作品。坂田塾なので、人を育てて大人になってくれた1人1人の作品。分からないぐらい多くの作品を世の中に出してくれていると思います」なとどつづり、家族葬を執り行ったことも明かした。