木下稜介「風とケンカせずに仲良くできたら」日本人初の大会連覇で全英切符つかむ…ミズノオープン29日開幕


笑顔でラウンドする木下稜介(カメラ・谷口 健二)

笑顔でラウンドする木下稜介(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン プロアマ戦(28日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 前回大会覇者の木下稜介(AK Racing)がプロアマ戦で最終調整し、「今年はグリーンが柔らかい。速くないし、ラフも深くない。例年よりもスコアが出るかなと。去年の経験も生かしたい」と連覇へ意欲を示した。

 木下は国内ツアー開幕5戦中、トップ10入り4度と好調をキープ。「今シーズンは安定している。でも、優勝しないと意味がない。2連覇して、全英オープンの出場権をつかんで、もっと強くなりたい」と意気込んだ。ツアー競技となった1983年以降では、94、95年でB・ワッツ以来、日本人では初のミズノオープン連覇がかかる。今コースは瀬戸内海からの潮風が強く、木などの障害物が少ないため、「風を味方に付けるのが一番。全ホール頭に入っているので、風とケンカせずに仲良くできたら」と笑みを浮かべた。木下は、石川遼(カシオ)、大西魁斗(フリー)と午前8時にイン(10番)からティーオフする。

 今大会は、有資格者を除く上位3人が海外メジャー、全英オープン(7月、ロイヤルポートラッシュGC)の出場資格を得る。

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