
トヨタジュニアゴルフワールドカップの日本選手団・記者会見に出席した(左から)長崎大星、松山茉生、長崎煌心(カメラ・星野 浩司)
ジュニアゴルフの国別対抗世界選手権「トヨタジュニアゴルフW杯」(24~27日、愛知・中京GC石野C)の日本選手団が10日、都内で会見し、男子代表の松山茉生(福井工大福井高2年)、長崎煌心(日章学園高3年)、弟の長崎大星(勇志国際高1年)が出席した。
昨年の日本アマチュア選手権を史上最年少の15歳で制した松山。今年は個人優勝した昨年大会に続き、2年連続の出場となる。目標を「全力で楽しみ、攻めるプレーで2連覇する!!」と力強く記し、「今年は長崎兄弟と僕ですごい強いチーム。攻めるゴルフして、自分がいい成績を出せば自然と団体もいい成績を出せる」と力を込めた。
昨年の男子プロゴルフツアー・バンテリン東海クラシックのドライビングコンテストでは、349・6ヤードをかっ飛ばして優勝した。松山は「飛距離が他の選手より出るので、そこを生かした攻めるゴルフが魅力だと思う」と自信満々。昨年ジュニアW杯のドラコンは2位だっただけに「今年はドラコンで優勝したい。(個人、団体との)3冠? そうですね!」と言い切った。
また、宮崎県出身の長崎煌は「世界の長崎になる」、2歳下の弟・長崎大は「Big Starになる」と色紙に抱負を記した。
女子代表は岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)、新地真美夏(東京・共立女子第二高3年)、長沢愛羅(ルネサンス高3年)が出場する。
同大会は1992年から31回目の開催。男子は松山英樹(LEXUS)、金谷拓実(SOMPOひまわり生命)、女子は古江彩佳(富士通)、山下美夢有(花王)ら世界で活躍するプロ選手の登竜門となっている。