
9番、グリーン上で笑顔を見せる小祝さくら (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス プロアマ戦(11日、兵庫・六甲国際GC=6558ヤード、パー72)
小祝さくら(ニトリ)が雨中のプロアマ戦後に取材に応じた。上位2人と、大会終了時のメルセデスランキング上位3人(ともに有資格者を除く)がAIG全英女子オープン(7月31日~8月3日、ロイヤルポースコールGC)の出場資格を獲得する今大会へ、「そこを目標に頑張りたい」と意気込みを語った。
セントアンドリュース・オールドコースでの開催だった昨年、全英女子オープンに初めて出場した。12位と上々のスタートを切りながら、結果は予選落ち。「日本にない感じのグリーンだったり、風に負けてしまった。2日目にスコアを落として予選落ちしてしまったのがすごく悔しい。今年はリベンジしたい」。海外が苦手と公言する小祝だが、近年は全米女子オープンと全英女子オープンには意欲を見せている。
現在の生涯獲得賞金は7億9895万6119円で、単独30位以上なら史上13人目の8億円突破を達成する。「突破できても何か変わるわけないので、あんまり…」と自然体は変わらず。「優勝したら欲しいものはある。小さいデジカメとか、あとは、パック」と打ち明けた。
「いつもすごい量を使うので。何百枚って買うと、年間10万円以上する。パックを大量買いしてみたい」。シーズンを通して日差しを浴びるプロゴルファーにとって、ラウンド後の日焼けケアは欠かせない行いの一つだ。10日は京セラドーム大阪でプロ野球、DeNA―オリックス―戦を観戦。愛するオリックスの勝利を見届け、リフレッシュも完了した。