
1番、セカンドショットを放つ都玲華 (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(27日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6503ヤード、パー72)
25位から出たホステスプロの都玲華(大東建託)は1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーの16位で大会を終えた。初日51位から日を追うごとに順位を上げた。
5アンダーをこの日の目標スコアに設定してスタートした。あと1つに迫って迎えた18番グリーン。「ボードをガツリ見た。これを入れたらトップ10かもと思って。真剣にやったんだけど、クルリンパして出てきた」。4メートルのバーディーパットはカップを1周して外へはじかれた。
「最低限の68で回れた。最近は初日が良くても4日目までに崩しちゃうことが多かったから、そこをクリアできたことは良かった」。256ヤードの5番パー4はティーショットをドライバーでピン右1メートルに運び、イーグルを奪ってギャラリーを沸かせた。「今週はウェッジがすごく悪くて。ドライバーの方がウェッジより精度が良かったかも」と笑った。
「いい成績を残したいと思っていたし、去年アマチュアで出させてもらって、それを超えたいなとか、いろんな課題や思いを背負って臨んでいた。自分で勝手に背負うようにしちゃっていた。優勝争いはできなかったけど、最終日に(順位を)上げられたところは成長できたところ」。ルーキーは、後半戦につながる多くの収穫を持ち帰った。