◇米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第1日(7月31日、ウェールズ・ロイヤルポースコールGC=6748ヤード、パー72)
今季メジャー最終戦の第1ラウンドが行われ、国内ツアーから参戦した初出場の桑木志帆(22)=大和ハウス工業=が6バーディー、3ボギーの69をマークし、3アンダーと好発進した。
出だし1番はボギーをたたいたが、直後の2番でバウンスバック。4つあるパー5の3ホールで伸ばすなど6バーディーと量産した。初開催となったウェールズの海峡に面したリンクスの強風に苦戦する選手が多い中、ホールアウト時点で首位につけ「すごくいいプレーができた。全体的に良かった。パー5でバーディーが取れたのが、スコアにつながった。メリハリをつけてゴルフができた」と自画自賛した。
吉報は前週の25日に届いた。国内ツアーの大東建託・いい部屋ネットレディスを欠場して練習に励んでいた中、世界ランク上位選手の資格重複による繰り上がりで全英出場が決定。SNSに「もう今年は海外メジャーには出られないと思っていたのですごくうれしいです。自分なりにベストを尽くして楽しんできます」と記し、27日に英国へ急行した。
今季の海外メジャーは3戦目の出場。全米女子オープンは56位、予選落ちした全米女子プロ選手権のリベンジを狙う。