
18番で第3打を放つ作田大地。初日4アンダーの好スタートを切った(カメラ・今西 淳)
◇男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第1日(31日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)
石川県白山市出身の作田大地(片山津GC)が2イーグル、2バーディー、2ボギーでツアー自己ベストの68で回り、29位でスタート。能登半島地震の復興支援を目的とした新規大会の初日を「100点」と振り返った。
6番で残り250ヤードの第2打を2番ユーティリティーで2メートルに運び、14番ではエッジからの20メートルをパターで沈め、パー5で2つのイーグルを奪った。
「地元なので頑張りたいという気持ちはあるけど、あまり背負わずに楽しんでやれたらという気持ちでいる」
今大会の観戦は無料(事前登録制)。「子供たちが来てくれればゴルフの裾野が広がるし、いいプレーを見せられればゴルフ自体が盛り上がる。県外から見に来てくれる人もいるし、そうやってこの能登が盛り上がれば復興にもつながる。そうやって人が集まってくれれば、いい方向に動くんじゃないかなと思う」と語った。
3月に女子プロゴルファーの立浦葉由乃と結婚し、第一子が誕生予定とあり「がんばらないとな、という気持ちは強い」と力を込めた。「4日間今日ぐらいのスコアで回れればいいけど、とりあえずは予選通過を目指してやっている」。地元の応援を力に、開幕戦以来の決勝ラウンド進出を果たす。