
11番ティーショットをミスし顔をしかめる石川遼。スコアを伸ばせず通算5アンダーの48位で予選通過した(カメラ・今西 淳)
◇男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第2日(1日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)
19位からスタートした石川遼(カシオ)は2バーディー、2ボギーの72と伸ばせず、通算5アンダー48位のカットライン上で予選を突破した。
「ロングパットをたくさん打ったし、長いパーパットもけっこう打った。ウェッジがあまり良くなかったり、パー3でグリーンに乗せられていないし、アプローチも寄っていない。そういう展開が続いている。特に後半は苦しかった」と振り返った。
前半は11、12番で3メートル近いパットを沈めてパーをセーブするなど、2つスコアを伸ばして7アンダーで折り返したが、終盤の5ホールで2つ落とした。
5番で3パットのボギーを喫し、スコアを伸ばしたい6番パー5でティーショットを左林に曲げ、球は木の真後ろに。第2打はユーティリティーで後ろに出すだけとなり、パーにとどまった。「自分のミスから流れが苦しくなってしまった」。週末での浮上を目指す。