安田祐香 初のディフェチャン大会へ「ワクワクしている」 涙の初優勝から1年


昨年覇者としてプロアマ後にインタビューに応じる安田祐香(カメラ・高木 恵)

昨年覇者としてプロアマ後にインタビューに応じる安田祐香(カメラ・高木 恵)

◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン プロアマ戦(25日、宮城・利府GC=6590ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 昨年大会でツアー初優勝を果たした安田祐香(NEC)が、ディフェンディングチャンピオンとして試合に臨む。開幕前日に取材に応じ「ワクワクしている。少し緊張もあるけど、いいプレーができたらいいなと思う」と抱負を語った。

 ダンロップの契約プロとして出場するホステス大会でもあり「やっぱり上位で戦いたいという気持ちは強い」と意気込んだ。今季は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで早々に優勝を飾るも、6月に股関節痛を発症。「ピークの頃よりは全然マシになった。2、3週間前からちょっと良くなった気がして、あまり気にせずスイングできている。ゴルフ自体は伸び伸びできている」と復調傾向にある。

 関西出身でプロ野球・阪神の大ファン。リーグ優勝後ももちろん、チェックは欠かさない。「優勝が早かったので。優勝する前はけっこうドキドキしていたけど」と言い、最近は多少余裕をもって応援することができている。「自分の方がけっこう、頑張れっていう感じ」と笑顔で自分に渇を入れた。

 昨年は悪天候のため2日目が中止になり、最終日はコースコンディション不良の影響で9ホールのみ行われ、計27ホールの短縮競技となった。「今週は天気もいいと思うので、いいゴルフをして最終日を迎えられたらいいなと思う。優勝を目指して頑張りたい」。涙の1勝を手にした思い出の地で、連覇に挑む。

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