
勝みなみ
◆米女子プロゴルフツアー ビュイックLPGA 第3日(11日、中国・旗忠花園GC=6703ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、本格参戦3年目の勝みなみ(明治安田)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算17アンダーで単独首位を守った。後続との差は2打。前週のロッテ選手権では優勝争いの末に3位。好調を維持し、初優勝へ逃げ切る。
ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「ボギーが先行したけど、すぐに取り返せた。2番で(チップインの)ミラクルバーディーもあって、いい流れで前半を終えることができた。ショットはぶれていたけど、その中でチャンスを作れた」と振り返った。
1番と12番の2つのボギーの直後のホールで、ともにバーディーを奪い取り返した。「いい流れに持って行けるようにプレーできていたので、成長を感じた一日だった」と笑顔を見せた。「いつもと変わらない感じで、気楽に楽しみながら。先週も今週も最終日最終組で回れることはありがたいこと。優勝を目指しつつ頑張りたい」。自然体で最後の18ホールに挑む。
ともに67と伸ばした山下美夢有(みゆう、花王)が12アンダー6位、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は7アンダー23位に浮上した。
71の竹田麗央(ヤマエグループHD)は6アンダーの27位、同じく71の吉田優利(エプソン)は3アンダーの50位となった。馬場咲希(サントリー)は73と落とし、2アンダーの55位に後退した。