小木曽喬、JTカップ優勝から一夜明け「自分じゃない感覚。うれしい」 祝福200件に喜び


JTカップ優勝を報じたスポーツ報知一面を手に笑顔の小木曽喬(カメラ・古川  剛伊)

JTカップ優勝を報じたスポーツ報知一面を手に笑顔の小木曽喬(カメラ・古川 剛伊)

 7日に男子プロゴルフツアー最終戦の日本シリーズJTカップ(報知新聞社主催)で大会初優勝した小木曽喬(フロンティアの介護)が8日、都内で行われた日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式に出席し、メジャー初Vから一夜明けた喜びを語った。

 自身の優勝を一面で報じたスポーツ報知を手に笑顔を浮かべ「こんなに大きく扱っていただき、うれしいです」。祝福メッセージは約200件が届き「うれしい。すごいことができたんだなと。自分じゃない感覚があるけど、自信にしていかなきゃいけないと思う」と決意を語った。

 昨年6月の韓国でのハナ銀行招待以来となるツアー通算2勝目で、自身初の国内勝利。男手一つで育ててくれた父・一(はじめ)さんに恩返しの勝利を飾った。父は24歳で60歳の誕生日を迎えるとあり「父も還暦なので、合わせてお祝いができたらと思う」と笑顔を見せた。

 メジャー初勝利を挙げ、来年に向けた新たな目標を抱いている。「もっと日本タイトルに挑戦したい。優勝することがゴルファーにとって一番の幸せ。来年は複数回勝てる選手を目指し、筋トレから頑張りたい。ゴルフ面はある程度の土台ができたと思うので、フィジカル面を強化したい。飛距離も10ヤードくらい飛んだら世界が変わると思う」とフィジカル強化を掲げた。

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