
天を見上げてジャンボ尾崎さんへの思いを話す佐久間朱莉(カメラ・今西 淳)
女子プロゴルフで昨季国内ツアーの年間女王に輝いた佐久間朱莉(大東建託)の祝勝パーティーが13日、都内で開催され、家族や関係者ら約100人が出席した。
佐久間は昨季、初優勝を含む4勝を挙げて年間女王に輝き「夢のような、思い描いていたよりも充実したシーズンを送れた」と喜びを語った。パーティーでは、昨年12月23日に死去した師匠の尾崎将司さん(享年78)への哀悼の意を表すため黙とうをささげ「最後に約束したのはメジャー制覇。その目標を達成できるように精進します」と誓った。
佐久間の一問一答は以下の通り。
◆佐久間に聞く
―どんな1年だったか。
「去年の今頃は本当にここまでなれるとは。何でもいいからとりあえず一つ勝ちたいっていう思いで開幕を迎えたけど、そこから4勝目も挙げられて、年間女王までのぼり詰めることができたので、とてもいいシーズンを送れたと思う」
―師匠の尾崎さんが死去した。
「やっぱり今でもすごい悲しいですし、会えるものならすぐに会いに行きたいっていう思いはある。2024年シーズンが終わった時に、ジャンボさんの容体が良くないと聞いていたので、少しでも早いうちに勝ちたいって思いが、さらにジャンボさんのこともあって強く思っていた。優勝するたびに報告に行けたことはすごいよかったですし、最後の年間女王の報告に行くまで本当に見守ってくださってたからこそ、私も頑張りましたし、ジャンボ軍団みんな頑張れたと思うので、これからも引き続き見守ってくださると思うので、そのために私も優勝報告に行けるように頑張りたいと思っています」
―一番学んだことは。
「なかなか勝てなくて苦しんでいた時に、『俺も優勝の数より2位の方が多いんだ』と教えてくださって、そこから本当に自分もメンタル面でも、なんかもう勝てないのかなって思う時もあったんですけど、あれだけ勝っている方がそうやって言うんだから、私もまだまだだなっていう風に気持ちをもう一回奮い立たせてもらえていた。そこは本当に、去年の結果があるのはジャンボさんのその一言があったからかなと思っています」
―気持ちの整理は。
「まだ整理できてるかって言われたらできていないと思うんですけど。どこかで見守ってくださっていると思うので、多分くよくよしてオフをもったいなく過ごしていたらジャンボさんに怒られるので。そこは一旦気持ちをリセットできるようにはしています」
―尾崎さんにはお別れできたか。
「(先月2日に)年間女王の報告に行ったのが最後の…会えたんですけど。(昨年末の)家族葬には私は行かせていただけたので、最後までお見送りはできた感じです」
―心の中で伝えたことは。
「もうたくさん、もう何を伝えていいのか逆に分からなくて。でも『本当にありがとうございました』と顔を見て報告できたので、多分見守ってくださっているんじゃないかなっていう風に思ってます」
―今季、向上させていきたいところは。
「ゴルフ的な技術で言うと、コントロールショットがもう少しうまく、精度を上げていきたいなっていう課題があるので、同じクラブでも距離の幅を広げたいなっていうのと、同じ番手でもスピンを落としたりっていう打ち方を練習できたらいいなと思ってます」
―今季に向けて。
「やっぱり毎年勝てるプレーヤーなりたいっていう思いがあるので、まずは1つ、どの試合でもいいから勝ちたいです。もちろんジャンボさんと約束したメジャーをしっかりと取れるように残りのオフシーズン、が1か月半ぐらいあるので、そこを有意義に過ごして、開幕から頑張っていきたいなと思います」

