
18番で第3打を放つ笠りつ子。通算1アンダーでホールアウトした(カメラ 今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー Vポイント×SMBCレディス 第2日(21日、千葉・紫CCすみれC=6731ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、18位で出たツアー6勝の笠りつ子(PGM)が3バーディー、1ボギーの70と伸ばし、通算2アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。「今日はパターがすごく入ってくれたので、あまりボギーを打たずにしのげた。一打一打、とにかくボギーを打たないように気合でやった」と笑顔を見せた。
1番で第2打をピンそば1メートルにからめ、バーディー発進。5番では15メートルをねじ込み、6番はチップインで連続バーディーを奪い、前半だけで3つスコアを伸ばした。14番は第1打を左林に曲げながら、ダメージを最小限にとどめた。「いつかはボギーが来ると思っていた。あそこをボギーであがれて良かった」と振り返った。
この日のアンダーパーは笠を含む5人だけだった。難コースに強風が吹きつけ、我慢大会の様相に。しかし、38歳のベテランは「伸ばし合いだと思っていた。みんな上手だから」。プロ21年目のベテランが錯覚を起こすほど近年のツアーのレベルは上がっているが、プレーを終えて自分の順位に驚いた。
因縁の大会で、優勝争いに加わった。「去年、この大会でルールを間違ってベスト10を外して、すごく悔しい思いをした。今回はしっかりルールを間違えないようにというのはある。本当に気を引き締めてやっている」と明かした。
昨年大会の最終日だった。大会関係者からの指摘により、2日目の13番パー4での「誤所からのプレー」が発覚。ホールアウト後に2罰打が課され、通算スコアは1アンダーから1オーバーに、最終順位は7位から13位に変更された。
「今年は絶対に優勝したいと思っていた。明日どうなるか分からないけど、勝ちたい。いいところにいるので、明日楽しみ」。2021年ヨネックスレディス以来となる5年ぶりの勝利へ、強い気持ちで戦い抜く。

