涙の復活V 笠りつ子、あきらめなかった5年間「もう勝てないと思っていた」 魂の絶叫「やったー!」…主催者推薦枠から出場、プロ21年目の38歳


通算3アンダーで優勝し万歳する笠りつ子(カメラ 今西 淳)

通算3アンダーで優勝し万歳する笠りつ子(カメラ 今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー Vポイント×SMBCレディス 最終日(22日、千葉・紫CCすみれC=6731ヤード、パー72)

 2位で出たプロ21年目の笠りつ子(38)=PGM=が逆転し、2021年ヨネックスレディス以来となる5年ぶり7勝目を手にした。昨年、ルール誤認でホールアウト後にペナルティーを受けた大会で復活を遂げた。1打差2位から出ると、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーで逆転優勝を決めると「やったー!」と魂の絶叫が飛び出した。

 白いチャンピオン・ブレザーに袖を通し、優勝者インタビューを受けた笠は、あきらめずに戦ってきた5年間をしみじみと振り返った。主催者推薦枠で出場からネバーギブアップのゴルフで優勝。「年齢も38歳。もう勝てないかと思っていた」と7勝目をかみしめた。優勝スピーチでは声つまらせる場面もあった。

以下は、優勝者インタビューでの主な一問一答。

 ー5年ぶりの優勝。今の気持ちは?

 「優勝できてもう嬉しかったです。もうそれしか今はないです。本当にたくさんの方に応援に来ていただいたんですけど、今日はなるべくミスをしないように今日、1日、楽しんでいこうと思っていました」

 

 ー今週はお父さんがキャディー。スタート前はどんなこと話した?

 「父とは話してません。普段から見守ってくれているので」

 ー抜きつ抜かれとの戦いだった。最終組のプレーは。

 「佐久間選手、ちゃんとすごくいい選手なので、元気になるところがたくさんあった」

 ー改めて。この5年間はどういう時間だったか。

 

 「5年間もう勝てないと思っていたし、その中でもたくさんの人たちがいつも応援してくれて。なんかもう年齢も38ですけど、いろんなことを先のことも考えながらやってる。なんか1勝したらちょっと気持ち休めるかなとか思いながら…。とにかく今年は優勝したいと思っていたのでよかったです」

 ー開幕3戦目の優勝は大きい?

 「開幕から2戦、予選落ちだったんですけど、まさかこうやって早いうちに勝つことができてよかったです」

 ー今シーズンの目標を改めて。

 

 「昨年シードを落としてしまったんですけど、今年こんな早く勝てたので、やっぱ自分の体と向き合いながら、一戦一戦戦っていきたいなと思っています」

最新のカテゴリー記事