入谷響、1年ぶり2勝目!「ホッとした」 昨年8月のV逸の悪夢振り払う 賞金1350万円獲得


最終18番、ウィニングパットを決めガッツポーズする入谷響(カメラ・山崎 賢人)

最終18番、ウィニングパットを決めガッツポーズする入谷響(カメラ・山崎 賢人)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(24日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)

 プロ2年目の入谷響(20)=加賀電子=が1年ぶり2勝目を挙げた。単独首位で出て4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算9アンダー。アマチュア時代の22年大会でツアー初出場し、予選落ちした因縁の地で逃げ切った。3日間短縮競技のため、賞金加算は1350万円。昨年8月のCATレディースで最終日の大失速でV逸した悪夢を払拭した。また、桑木志帆(23)=大和ハウス工業=がツアー11年ぶり、12人目(13回目)のアルバトロスを達成した。

 最終18番。10センチのパットを沈めて優勝を決めた入谷は、笑顔で両手を高く突き上げた。4年前にツアーデビュー戦で102位の予選落ちと打ちのめされた因縁の袖ケ浦Cで制した。母・綾子さんと抱き合うとうれし涙があふれ「早めに2勝目を挙げたかった。ホッとした」と喜びがにじんだ。

 悪夢を振り払った。3打リードの17番で第1打を右に曲げ、痛恨のダブルボギー。昨夏のCATレディース最終日に首位で迎えた13番から4ホールで右のOBなどで5つ落としてV逸。「精神的にダメージを受けた」記憶がよぎったが、貫いた信念は「何があっても笑顔でいこう」。冷静なメンタルで18番の第1打はフェアウェーをとらえ、吉田鈴に1打差で逃げ切った。

 幼少期からクラブをブンブン振った飛ばし屋。小5から師事する男子ツアー�\xBC\x948勝の中嶋常幸(71)に愛称「ブンちゃん」を授かった。昨年6月の初優勝時に「ここで終わるな。次を目指せ」、今年3月は「年間女王を狙わなきゃダメだ」と猛ゲキ。オフに磨いたパットや100ヤード以内のショット精度が光った。

 年間ポイントランクは8位浮上した。「今年は3勝は絶対に挙げたい。米ツアーも挑戦してもいいのかなと少しずつ思えてきた」。天性の飛距離と鋼のメンタルがあれば、夢物語ではない。(星野 浩司)

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