
18番でバーディーを奪った小平智(星野 浩司)
◆男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第2日(25日、石川・朱鷺の台CC=6838ヤード、パー70)
ツアー8勝の小平智(Admiral)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしで2日連続の64をマークし、通算12アンダーで単独首位をキープした。
会心のイーグルだった。出だし10番パー4。小平は残り129ヤードからピッチングウェッジで放った第2打が2バウンドで直接カップに消えた。「ショットは完璧。まさか入るとは思わなかった」と目を丸くした。今季のイーグルは14個目で、全体1位を独走。「今季めちゃくちゃ取れてますね。取りたくても取れるもんじゃないので、別に意識はしてないですね」と笑った。
4日間合計で最少スコアの選手に特別賞1200万円が贈られるホールの1つが10番。初日のバーディーに続き、この日はイーグルとスコアを荒稼ぎした。同じく特別賞が設定された1番は初日、18番はこの日バーディーを決め、3ホール合計で3600万円を獲得する可能性もある。
今夏は自宅がある米フロリダで約1か月半の合宿を敢行。昨年に続く米ツアー予選会の挑戦を12月に控え、ドライバーやアイアンなどショットを中心に腕を磨いた。米ツアーで活躍する久常涼(SBSホールディングス)とも2回ラウンドし「刺激をもらった。誰からで吸収したい」。今月11日に37歳を迎えたが、学ぶ意欲は尽きない。
この日早朝に行われた米男子ゴルフの団体対抗戦、プレジデンツ・カップで世界選抜の一員で出場した松山英樹(LEXUS)、久常と同じ白いシャツ、黒いパンツを選んでプレーした。18番では5メートルをねじ込み、最終9番は2メートルに寄せてバーディーを奪取。「合宿をしてからすごい状態はいい」と成果をかみしめた。
初日から2日連続首位は自身初。今季はトップ5が3度ある小平は「今年はいい位置で争って負けることが多い。経験を生かして臨みたい」。米ツアー1勝を含む日米通算10勝目に向けて、“イーグル王”は静かに闘志を燃やした。(星野 浩司)

