
11番、ティーショットを放つアマチュアの荒木七海 (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本女子オープン 第1日(1日、兵庫・宝塚GC旧C=6185ヤード、パー70)
大会初出場の19歳アマチュア・荒木七海(Sky)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしで自己最少の6アンダー64をマークし、首位でホールアウトした。
インから出て2つ伸ばして後半へ。5番パー5で残り220ヤードから3ウッドを振り抜き、4メートルに乗せてイーグルを奪った。8番は5メートル、9番は6メートルをねじ込んで2連続バーディー締め。2学年上の姉でツアー1勝の荒木優奈が2オーバーと苦戦する中、自己ベスト64の首位で終えた。「ショットが本当に良かった。いつも(姉に)ほぼ負けっ放しなので、たまにでも勝てたら『よっしゃ~』みたいな感じ」と笑顔を見せた。
宮崎・日章学園高3年時の昨年11月、最終プロテストに合格できなかった。「やる気をなくして、練習しないとと思いつつ、遊びほうけてた」。冬休みに入るまでは練習や筋トレもせず、体調不良でダウンしたこともあり、体重は4キロほど落ちた。
オフに帰省した姉や、弟・清太郎さんとともにラウンドすると「30台も出なかった。ドライバーも30~40ヤードも置いて行かれた。さすがにヤバいと思った」。気合を入れ直してゴルフに取り組み、4月からは地元・熊本の小岱山GCでアルバイトしながら腕を磨いてきた。
24年ワールドレディス・サロンパスカップの李暁松(イ・ヒョソン、韓国)以来、史上9人目のアマ優勝を狙う。今年も最終プロテストを11月に受ける予定だが、今大会で優勝すればテスト免除となり「そうなったらラッキーという感じで思っている。狙って簡単にdけいるものじゃない。変に自分に期待させないようにしている」と平常心で臨んでいる。
メジャーの難しいセッティングの中、自己最少の64で首位でホールアウト。荒木七は「こんなにうまくいってるので、明日はピンチが来るかもしれないけど、ちゃんとしのげたらいいな」と、おっとりとした口調で2日目を見据えた。
◆荒木 七海(あらき・ななみ 2007年5月5日、熊本・玉名市出身。19歳。ツアー1勝の姉・優奈と父の影響で6歳でゴルフを始める。玉名中で21年、22年の九州中学校選手権で優勝。宮崎・日章学園3年時の25年11月、最終プロテストで合格ラインに4打届かず。レギュラーツアー8戦に出場し、26年大東建託・いい部屋ネットレディスの29位。最高成績は平均飛距離は240ヤード。趣味は音楽鑑賞。好きなアーティストはKing&Princeの高橋海人。家族は両親と姉、弟。163センチ。

