【米男子ゴルフ】金谷拓実「生きている感じがする」米国での苦悩と幸福 昨年4位大会から残留へ弾み


15番でティーショットを放ち打球を見る金谷拓実 (カメラ・堺 恒志) 

15番でティーショットを放ち打球を見る金谷拓実 (カメラ・堺 恒志) 

◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス プロアマ戦(7日、神奈川・横浜CC=7322ヤード、パー71)

 開幕を翌日に控えた7日、ツアー参戦2年目の金谷拓実(SOMPOひまわり生命)がプロアマ戦に出場した。前週のユタ銀行選手権(26位)から6日早朝に帰国し、その日のうちにコース入り。精力的に調整を進めてきた。「調子はそんなに悪くないかなという感じ。毎日少しずつ良くなればまたチャンスは来ると信じている。今週もそういった一週間にできたらいいなと思う」。連戦に強い気持ちで挑む。

 年間ポイントランキングは現在142位。今大会を含めて残り6試合となった秋季シリーズで100位以内に入れば、来季の出場資格を保持できる。今季は23試合中予選突破は14度で、15位が最高成績。「予選を通る回数は昨年より増えているし、悪くないなという感じはある。でもランキングを見ると、やっぱり疲れる。そういうのに振り回されずに、自分のやりたいことをやっていけたら」と自らに言い聞かせるように言った。

 折れそうな心を奮い立たせ、戦闘モードを保ってきた。「いいプレーしているなって感じても、順位がこんなもんか、みたいな。レベルの高さはやっぱり感じる」と正直な胸中を吐露した。思うように結果が出ない日々に、疑心悪鬼になることもある。周囲の雑音に思い悩むこともある。「自分のやりたいようにやっていくことが大事。信じてやっていきたいなと、今強く思っている。本当にPGAツアーは素晴らしい場所なので、一年でも長くここでやりたい。厳しいツアーだけど本当に楽しいし、生きている感じがする。残り6試合、しっかり戦い続けたい」

 昨年大会で最終日に62をたたき出し日本勢最高の4位に入り、シード獲得へ弾みをつけた。「去年感じたのは、本当に応援が力になるし、プレーの原動力になった。ここから終盤戦もいいプレーができて、シードまで届いた。今週もそういった力をくれると思うので、自分らしいプレーを続けていけるようにやっていきたい」。金谷拓実らしい魂の一打を重ね、逆転シードを呼び込む。(高木 恵)

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