石川遼、米ツアー復帰戦「まずまず」…松山とともに5差16位


 ◆米男子プロゴルフツアー CIMBクラシック第1日(20日、マレーシア・TPCクアラルンプール、7005ヤード=パー72)

 2月以来の米ツアー復帰戦となった石川遼(25)=カシオ=が6バーディー、3ボギーの3アンダー69で回り、首位と5打差の16位と好発進した。松山英樹(24)=LEXUS=も6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで同スコア。64で回ったジャスティン・トーマス(米国)ら3人が首位発進した。

 腰痛で戦列を離れた2月以来となる米ツアー復帰戦初日に、石川が元気な姿を見せた。69で回り「まずまず。久しぶりの米ツアーという感じはしなかった」と及第点をつけた。

 7位となった前週の日本オープンからの連戦。東南アジアの蒸し暑さの中で集中力を切らさず戦った。インから出て2つスコアを伸ばし、後半の3番(パー5)では3打目を1・5メートルに寄せて伸ばした。終盤の7、8番は復調の兆しが見え始めたショットで好機をつくり連続バーディー。「明日もできれば確信に変わっていく」と好感触を残した。

 公傷制度の適用を受けた今季は20試合に出場が可能。まずは序盤でポイントや賞金を稼いで、出場資格の更新を目指す。昨年大会の優勝スコアは26アンダー。伸ばし合いとなる舞台で「今日よりもいいスコアを目指す」と気合を入れた。

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