3位で出た世界ランク13位の松山英樹(24)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算14アンダーの4位に後退した。最終日5打差逆転で日本男子初となる、日米両ツアーでの2週連続優勝に挑む。石川遼(25)=カシオ=は5バーディー、1ボギーの68で、11アンダーの9位に浮上。65をマークしたアニルバン・ラヒリ(インド)が19アンダーで、ツアー初Vに王手をかけた。
石川は、腰痛で戦列を離れた2月以来の米ツアー復帰戦で、3日連続のアンダーパーをマークした。4つのパー5で3バーディーを奪ったが、「アイアンがうまくいかなかった。体の切れが全体的に悪く、タイミングが合っていない」と表情はさえない。約1年2か月ぶりの米ツアーでのトップ10入りがかかる最終日に向け「特に(目標の)数字とかはない」と気負いはなかった。