男子プロゴルフツアー、三井住友VISA太平洋マスターズの大会事務局は24日、11月10~13日に太平洋クラブ御殿場コースで行われる2016年大会に、松山英樹(24)=LEXUS=の3年ぶり5度目の出場が決まったと発表した。
初の日本タイトルを獲得した10月の日本オープン以来今季国内2戦目。アマチュアだった2011年の三井住友VISA太平洋マスターズで、ツアー史上3人目のアマVとなる初優勝を飾った松山は大会事務局を通じてコメントを寄せた。
「いつも男子ゴルフを応援いただき有難うございます。三井住友VISA太平洋マスターズは、2011年にアマチュアとして優勝した思い出の大会です。このたび『思い出の地』太平洋クラブ御殿場コースに3年ぶりに戻ることを今からとても楽しみにしております。2011年大会の最終日、18番ホールでイーグルチャンスにつけた右ラフからのセカンドショットは、今でも鮮明に覚えています。やはり、上がり3ホールをいかに攻略するかが優勝争いをする上で大切になってくると思います。今度はプロとして本大会のタイトルを獲得できるようベストを尽くしますので、少しでも成長した自分のプレーを多くのギャラリーの皆様に見ていただければ幸いです」
プロ転向初年度だった2013年以来3年ぶりの参戦。アマチュア時代の2009年は予選落ち。2011年は優勝、2012年は4位、2013年は28位だった。2014年に米ツアーに主戦場を移してからは初出場となる。世界最高峰のツアーで培ったパワーと技術で、雪化粧した世界遺産・富士山の麓に集ったギャラリーをわかせてくれそうだ。