【日本S】遼は通算6アンダー5位に浮上、連覇へ「チャンスはある」


8番でティーショットを放つ石川遼

8番でティーショットを放つ石川遼

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアーメジャー最終戦 日本シリーズJTカップ第3日(3日、東京・東京よみうりCC、7023ヤード=パー70)

 14位から出た昨年覇者の石川遼は、この日のベストスコア66で回り、通算6アンダー5位に浮上。首位の小平智とは5打差があるが、連覇をかけた最終日へ「ここで一つでも落としたら優勝のチャンスはないと思っていた。6アンダーはぎりぎりのライン。明日やるべきことをやればチャンスはある」と意気込んだ。

 ただひとりボギーなしで回った石川は、「1日を通してグリーンを外していたが、アプローチとパターで耐えられた」と話した。これまで3日間を振り返り、「ドライバーは平均点以上。アイアンは30点ぐらい」と自己採点。ただ、ドライバーについては「最後の3、4ホールは勇気を持っていけた」、アイアンも「17番、18番の距離感は合っていた」と終盤に上向きになるなど、逆転優勝へつながる手応えを語った。