畑岡奈紗、米ツアー出場決めた!最終日崩れ14位「寿命が縮まった」


 米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会は4日、フロリダ州のLPGAインターナショナルのヒルズコース(パー72)で最終ラウンドが行われ、史上最年少の17歳で日本女子オープンを制してプロ転向した畑岡奈紗(17)=茨城・ルネサンス高3年=は4ボギー、1ダブルボギーの78と崩れたが、通算5アンダーの14位で出場権を獲得。19位までの上位20人が来季大半の試合に出場できる。

 4位で出た最終日は重圧を感じながらのプレーが続いた。9番からショット、パットが乱れて4連続ボギー、14番では第1打を曲げてダブルボギー。15番以降はパープレーでしのいだ。「すごく苦しかった。10年ぐらい寿命が縮まった。当分、ゴルフはしたくない。今は寝たい」と振り返った。

 1月下旬に開幕する来季は憧れの宮里藍と同じ舞台に立つ。この日、おにぎりを作ってサポートした母・博美さんは「ほっとした。世界一を目指して頑張ってほしい」と目に涙を浮かべた。夢は全米女子オープン優勝と20年東京五輪で金メダル。畑岡は「甘さがある。改めてゴルフの厳しさを学んだ。まだ全ての面で足りない」と成長を誓った。

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