17歳の畑岡奈紗が母におねだりしたものとは?


日本ゴルフトーナメント振興協会の表彰式に出席した畑岡(右、左は松森彩夏、中央はささきしょうこ)

日本ゴルフトーナメント振興協会の表彰式に出席した畑岡(右、左は松森彩夏、中央はささきしょうこ)

 日本ゴルフトーナメント振興協会は16日、都内のホテルで2016年度の表彰式を開いた。男子は表彰なし。女子は松森彩夏、ささきしょうこ、堀琴音が新人賞を受賞。アマで初めて日本女子オープンを制した17歳の畑岡奈紗は、特別賞を受賞した。

 「めざましい活躍と共に大きな話題を提供し、ゴルフ界全般の振興や発展に寄与した選手」に与えられる特別賞は、07年は石川遼、11年は松山英樹が受賞している。畑岡は「本当にうれしい。今回の表彰にプロの意識がより強まる」と話した。

 “プロ意識”の高まりは、母・博美さんも感じている。アマ時代、ツアー出場の際は化粧を施すことはなく、今も普段はほぼスッピン。10月のプロ転向後、表彰式などに出席する際は、母親の化粧用品を借りていたという。ただ、カメラの前に立つことも増え、意識が変わってきたようだ。母は「今朝、奈紗に初めて『お化粧品が欲しい』と言われたんです」と明かした。

 磨きたいのは「女子力」だけはない。来季は米女子ツアーに参戦するとあって「全てにおいてレベルアップしたい」とゴルファーとしてさらなる成長を目指す。「クリスマスプレゼントは、何が欲しい?」と問われた女子高生プロは「英語を話すことができる道具か何かが欲しいです」と屈託なく話し、笑いを誘っていた。

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