２０年東京五輪ゴルフ会場の霞ケ関ＣＣ（埼玉・川越市）が７日、都内で理事会を開き、女性正会員を認めていない問題などについて協議を行ったが、結論は出ず継続して話し合うこととなった。木村希一理事長は「会員の皆さん方にこれから意見をお聞きしていく上で、どうしていくかを話し合った」と説明。国際ゴルフ連盟、日本ゴルフ協会、日本オリンピック委員会、大会組織委員会の４者連名で規則改正を求める文書を受け取っており、理事の中で意見交換がされた。
関係者によると、理事の中には賛否両論があり、出席した理事の一人は「上から言われて（規則を）変えるというのはどうなのか、というのはある」と複雑な思いを語った。正会員を男性に限定しているクラブ細則を変更する場合、理事会で１５人の理事全員の賛同が必要となる。