池田勇太が日本勢最高の26位「明日はもっと良いスコア出して上位に」 松山は54位


池田勇太(ロイター)

池田勇太(ロイター)

 ◆米男子プロゴルフツアー 海外メジャー初戦 マスターズ第1日(6日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7435ヤード=パー72)

 強くて冷たい風の中、最終組がホールアウトし、昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)が2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー、74で回って日本勢最高の26位で発進した。

 6年ぶり3度目の出場で「1番ティーグラウンドに立った時は普通でしたね。チャンスに再三付いたのを決め切れなかった。明日は今日よりももっと良いスコアを出して上位にいきたい」と意気込んだ。

 10年ぶり2度目の出場の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は4オーバー、76で54位スタート。優勝候補のロリー・マキロイ(英国)と同組で回り「飛距離では気持ちよく置いて行かれましたよ(笑い)。飛ぶし、上手い」とイーブンパー、12位で回った世界ランク2位の実力に脱帽だった。

 世界ランク4位で日本男子初のメジャー制覇に期待が集まる松山英樹(25)=LEXUS=は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバー、76の54位。8番、16番で3パットのボギーをたたくなどグリーン上で苦戦し、首位と11打差と出遅れた。「内容的にはそんなに悪くはないので、明日から盛り返せるように頑張りたいなと思います。決めたいパットがなかなか決まってくれないような、もどかしい一日だった」と悔やしがった。

 米ツアー4勝のチャーリー・ホフマン(40)=米国=が7アンダー、65で単独首位スタート。ウィリアム・マクガート(37)=米国=が4打差の2位。大会史上最年長優勝を目指すフィル・ミケルソン(46)=米国=は1アンダー、71で4位で滑り出した。前日に階段から転落し、腰を痛めた世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(32)=米国=は棄権した。

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