アン・シネ、次回来日は1か月半後…ファンに感謝「生涯で一番幸せな2週間」


第1R途中でミニスカートに着替えてプレーしたアン・シネ

第1R途中でミニスカートに着替えてプレーしたアン・シネ

 ◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース第2日(13日、福岡・福岡CC和白C=6308ヤード、パー72)

 雷雨中断と大雨によるコース状況不良でサスペンデッドとなった第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、暫定82位で出た韓国の「セクシークイーン」アン・シネ(26)=NOW ON=は計30ホールを回り、13オーバーの101位で予選落ち。2週間、応援してくれた日本のファンに「愛してる」とお礼の言葉を贈り、約1か月半後の来日でも笑顔を約束した。暫定4位で出た鈴木愛(23)=セールスフォース=が7アンダーで単独首位。

 アン・シネは異例の注目を集めた2試合を名残惜しそうに振り返った。「生涯で一番幸せな2週間の一つになる。涙が出そう」と両手で涙を拭うポーズ。13オーバーの101位と振るわなかったが、最後はセクシーを貫いた。

 連日、膝上30センチのミニスカートだったが、寒さで上下紺色の長袖、長ズボンで登場。午前7時からの第1R前半を終え「すごく暑いから」と白の半袖シャツ&水色のミニスカに“お色直し”した。プロがラウンド途中に全身着替えるのは異例。気温22度の五月晴れに「それでも暑い。膝だけ涼しかったですね」と熱気ムンムンだった。

 前週から地元・福岡のテレビ局が茨城の試合会場に足を運び、連日アン・シネ情報を放送したことなどが影響し、2日目としては大会初の8000人超え。今大会前には日テレ「真相報道バンキシャ!」のクルーが急きょ取材申請し、ラウンド中や移動中の車内で“シネカメラ”の密着取材を受けた。

 次週から韓国ツアーに出場し、次の日本ツアーはアース・モンダミンカップ(6月22日開幕)を予定。取材では観客に「感謝しています」と繰り返した。「愛してくれてうれしいし、私もみんなを愛している」。次戦は実力をつけて戻るつもりだ。(浜田 洋平)

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