原さん、練習ラウンドで705ヤード・パー5をパーセーブ…報知アマゴルフ26日開幕


予選を同組で回る原辰徳さん(左)と赤山正己さん。2人は東海大野球部のチームメート

予選を同組で回る原辰徳さん(左)と赤山正己さん。2人は東海大野球部のチームメート

 クラブチャンピオンが一堂に会して“クラチャン”日本一を決める「全日本クラブチャンピオンズ 第56回報知アマゴルフ選手権」は26日、136人が参加。茨城・鉾田市のザ・ロイヤル ゴルフクラブ(7231ヤード、パー72)で開幕する。25日の練習ラウンドには注目の原辰徳・元巨人軍監督(59)、昨年の関東アマ優勝の北山健太郎。紅一点、女子の平林治子らが最後の調整をした。

 世界基準のコースから世界に通用する選手を育てよう、と8000ヤードを超えるコースが舞台の今大会。原さんは16番パー5、アマ大会史上最長の705ヤードを、ティーショットで300ヤード、第2打を250ヤード飛ばし、難なくパーセーブ。大物ぶりをアピールした。「雄大にして繊細。グリーン、フェアウェーの起伏が難敵。戦略、戦術に徹して攻略したい」と目を輝かせた。相模原GCと戸塚CCのクラチャンを各1回ずつ手にしたトップアマだが、今大会待望の大物新人のデビュー戦。「(野球という)スポーツに育てられた人間が、こうしてゴルフに出会えた。趣味に徹して一生懸命やろうと決めて2年。充実した人生のスタートです」と自らに期待した。

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