松田鈴英、プロテストトップ合格…合格ラインは96年以降最少スコアのハイレベル試合


通算11アンダーのトップ通過で合格しボードの名前を指差す松田鈴英(カメラ・池内 雅彦)

通算11アンダーのトップ通過で合格しボードの名前を指差す松田鈴英(カメラ・池内 雅彦)

 ◆女子ゴルフ 最終プロテスト最終日(28日、富山・小杉CC=6397ヤード、パー72)

  2017年のプロテストが終了し、2アンダー19位までの22人が合格した。勝みなみ、新垣比菜ら逸材が多い黄金世代が初受験するなか、2度目の挑戦となった松田鈴英(れい)が通算11アンダーでトップ合格し、次週からのツアー出場権を獲得。同スコアで並んだ沖せいらは第3ラウンド(R)のスコアで、立浦葉由乃は第4Rのスコアで松田を下回り、同権利を得られなかった。

 1打差4位の西畑萌香が黄金世代トップで合格。小倉ひまわり、植竹希望が8アンダーの5位、吉本ひかるが7アンダーの7位とした。6アンダーの8位に23歳の新武瑠衣。注目の勝みなみ、新垣比菜は5アンダーの9位だった。小祝さくら、松原由美が合格ラインの2アンダーで19位。

 その他の黄金世代は、大里桃子が1アンダーの23位、原英莉花がイーブンパーの27位、高橋彩華が6オーバーの53位だった。合格ラインの2アンダーは記録が残る1996年以降で最少スコア。喜びに浸る選手がいる一方で、ハイレベルな試合で涙を流した選手も多く、出場105人中43人を占めた黄金世代でも明暗が分かれた。

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