決勝カードは小平VS藤本の同級生対決


 ◆男子プロゴルフ ネスレ招待 日本プロゴルフマッチプレー選手権レクサス杯 最終日(20日、北海道・恵庭CC、優勝賞金1億円)

 青空の下、準決勝2試合が行われた。小平智(27)=Admiral=が小池一平(32)=境川CC=を6アンド4で下した。

 小平は序盤2番からの4ホールでバーディーを3つ奪い、4連続でポイントを連取。小平が5アップで迎えた14番で約2メートルにつけた時点で小池がギブアップして、4ホールを残して決着した。

 藤本佳則(27)=国際スポーツ振興協会=は、松村道央(34)=吉野電化工業=を3アンド2で破った。12、14番を取り、1ダウンまで巻き返した14年大会覇者の松村だが、15番第1打を池に入れる痛恨のボギー。16番で約6メートルのパーパットが外れ、勝負が付いた。決勝カードは小平対藤本の同級生対決。優勝賞金1億円を懸けて午後0時30分から行われる。

 〇小平の話「世界に出て行く選手を応援するというこの大会の趣旨に、自分が一番合っていると思う。決勝は相手が誰であろうと全力で戦う」

 ●小池の話「先にリードを許す展開になり厳しかった。食らいついていければよかったけど。今週は自分でも想定外の結果だった。ツアーでもここから巻き返したい」

 〇藤本の話「(14年に松村に決勝で負けたリベンジ?)そうですね。(決勝に向けて)小平君も調子がいい。見に来てくれているギャラリーの方のためにもいいプレーができればいい」

 ●松村の話「昨日までと違って力みがあって、修正できなかった。波に乗れなかった。(15番第1打のミスで)相手を楽にさせてしまった。ここで得た集中力だったり、勝負に徹する気持ちを来週から生かしたい」

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