◆PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ 報知新聞社後援 第1日(22日・栃木・太平洋クラブ益子PGAコース)
男子個人の部は野澤竜次(大阪商業大高3年)が8アンダーの63で首位に立った。緊張しやすいというが、「ピンチがメチャクチャ多かったけれど、気楽にポーンと打った」という自然体を心掛けたプレーが功を奏した。最終ホールでは120ヤードのバンカーショットをピンそば50センチにつけるなど得意のアイアンが冴(さ)え、自己ベストを更新。「気持ち良かった! こんなゴルフが毎回できたら楽しいのに」と満面の笑みを浮かべた。
同女子の部は平岡瑠依(大阪学芸高3年)が5、7番で10メートルのパターを決めるなど、6アンダーの65でトップ。「明日も周りを気にせず、自分のゴルフをするだけ」と表情を引き締めた。
団体戦は、個人の部で男女とも首位の関西地区が2位の関東地区に21打差をつけ、連覇へ好発進した。
今年で2年目を迎える同大会は、日本プロゴルフ協会(PGA)が日本高等学校ゴルフ連盟の後援で開催するジュニア競技。全国8地区を代表する男女各8人、計16人の中高生による男女混合の団体戦と個人戦が22、23日の2日間で競われる。