◇報知新聞社後援 PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ最終日 23日、栃木・太平洋クラブ益子PGAコース、参加128人(男女各64人)、男子6919ヤード、女子6282ヤード=ともにパー71
男子個人の部は小林忍(秀岳館高3年)が10アンダーの通算132で優勝を飾った。
安定したドライバーで終始にフェアウェイをキープ。さらに最近特に力を入れて練習したというパターを武器に3連続を含む7バーディーを挙げた。「憧れは松山英樹選手。あんな後半からぐっとまくれるような選手になりたい」という小林は、この勝利を勢いに24日から主催者推薦枠で出場する、男子プロゴルフ「RIZAP KBCオーガスタ」での活躍を誓った。
同女子の部は、吉本ここね(札幌光星高3年)が千束雅(高松中央高2年)とのプレーオフを制し、9アンダーの通算133で優勝した。スイング改造によって飛距離が15ヤードは伸びたというドライバーとショートアイアンが絶好調。「今日はノーボギーで全ホールがパーオン。本当にいい感じだった」という納得の内容に笑顔をみせていたが、仲間たちからの祝福の声をきくとこらえきれずに喜びの涙を流した。
団体の部は、関西地区が2位の中国地区に41打の大差をつけて連覇を達成。主将を務めた竹山昴成(興國高3年)は「日頃はライバルの選手たちとチームを組んで戦う。いっぱい盛り上がって楽しい試合になった。2連覇が出来て本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
成績表 ≪個人≫
成績表 ≪団体≫