男子個人優勝の小林忍「憧れは松山英樹」 女子はプレーオフ制し吉本ここねが涙のV


プレーオフを制し、女子個人の部優勝を飾った吉本ここね

プレーオフを制し、女子個人の部優勝を飾った吉本ここね

 ◆報知新聞社後援 ▽PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ最終日(23日・栃木・太平洋クラブ益子PGAコース)

 3連続を含む7バーディーで、男子個人の部は小林忍(秀岳館高3年)が10アンダーの通算132で優勝。安定したドライバーで終始フェアウェーをキープすると、最近特に力を入れて練習したパットがさえた。「憧れは松山英樹選手。後半からぐっとまくれるような選手になりたい」。主催者推薦枠で出場する男子プロツアー、RIZAP・KBCオーガスタでの活躍を誓った。

 同女子の部は、吉本ここね(札幌光星高3年)が手束雅(高松中央高2年)とのプレーオフを制し、9アンダーの通算133で優勝。スイング改造で飛距離が15ヤードは伸びたというドライバーとショートアイアンが絶好調。「今日はノーボギーで全ホールがパーオン。本当にいい感じだった」と納得の笑顔。だが、仲間たちの祝福の声に、こらえきれずに喜びの涙を流した。

 団体の部は、関西地区が2位の中国地区に41打の大差をつけて連覇。主将を務めた竹山昴成(興國高3年)は「日頃はライバルの選手たちとチームを組んで戦う。いっぱい盛り上がって楽しい試合になった。2連覇が出来て本当にうれしい」と喜びを爆発させた。

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