男子プロゴルフツアーの今季最終戦メジャー、日本シリーズJTカップ(東京よみうりCC、報知新聞社主催)は30日に開幕。冬晴れの中、プロアマ戦が29日、行われた。賞金ランク首位の小平智(28)=Admiral=は「ゴルフの状態はいい。好きなコースの一つだし、優勝を狙っている。(昨年2位の)リベンジを果たしたい」と心待ちにした。
優勝すれば自力で賞金王獲得となる同2位・宮里優作(37)=フリー=は「初日、2日目はすごく大事。ここ2戦は出遅れる形になっているので大事に行きたいけど、そうは言ってられないので自信を持って、攻めと守りのメリハリをつけたい」と強調。同3位のC・キム(米国)はプロアマ戦の4ホール終了後に腰痛のためプレーをやめたが、ルールにより18ホールを付いて回った。「プロとして、大切なゲストと一緒に過ごすことに最善の努力をした。それは理解している」と話した。プロアマ戦後、病院に向かった。
同4位で、史上5人目の2年連続賞金王の可能性を残す池田勇太(31)=フリー=は28日の練習ラウンドに比べて、ショットが復調し「最高の形で終わること。俺にはそれしかない」とVだけを見据えた。