現地の様子(最終日)


 4日間で延べ46人の視察団を作り、ゴルフトーナメントの現場の運営状況や環境をじっくりと観察した「オリンピック・パラリンピック大会競技組織委員会」の数名に話を聞くことができた。

 

 ゴルフのトーナメント会場は自然の傾斜や起伏があるため、お客様の観戦導線作りが大事であり、楽しく観戦や応援ができる環境が必要になり、ローピングの場所や様々なケーブルを邪魔にならないような気遣いを感じました(井上真氏)。

 

 観客の多さに驚き、飲食ブースでのメニューのバラエティーやゴルフウエアなどが購入できるショップもあり、楽しく見学することができました(大成舞氏)。

 

 スコア集計のテクノロジーや、仮設物設営にかかる時間や注意点や、観客輸送の注意点など2020年に非常に重要なヒントとなる視察ができました(府瀬川敦史氏)。

 

 この4日間で組織委員会は多くの部署から視察をさせて頂き、多くのことを持ち帰ることができました。トーナメントにはそれぞれ特色があり、来年もいろいろなトーナメントにお邪魔し、多くのメンバーを募り現場視察させて頂ければこれほどありがたいことはありません。主催者様に改めてお礼を申し上げたいと思います(ゴルフ スポーツマネージャー 立石泰隆氏)。

 

 最終日は多くのギャラリーで賑わったゴルフ日本シリーズJTカップ。プロのダイナミックなプレーを楽しむギャラリーに混ざり、メモをとりながら真剣に会場を行き来する姿は2020年の開催に向けた組織委員会の姿勢が垣間見え、安心感さえ覚えた。