【報知プロスポーツ大賞】松山英樹、トランプ大統領のゴルフは「メチャクチャうまかった」


松山英樹

松山英樹

 ◆2017報知プロスポーツ大賞授賞式(12日)

 今季米ツアーで2勝し、4年ぶりに報知プロスポーツ大賞を受賞した松山英樹(25)=LEXUS=は、「もう少し出来たかなという思いが強いです。来年もこの賞取れるように頑張ります」と喜びを語った。

 2月の米ツアー、フェニックス・オープンでは日本男子初の連覇を達成。8月の世界選手権シリーズのブリヂストン招待では、日米通じて自己最少スコア61と大爆発。米ツアー通算100試合目の出場で、日本男子歴代最多となる通算5勝目を挙げて日本人歴代最高の世界ランク2位に上り詰めた。

 今年11月には、来日した米トランプ大統領、安倍首相らとラウンドした。「緊張して覚えていないです」と振り返りつつも、トランプ大統領の腕前は「メチャクチャうまかったですね」と絶賛。一方で安倍首相については「あまり(練習を)していないそうなので…」とい言葉を濁した。

 会場には、かつて同賞を4年連続で受賞した青木功氏(75)の姿も。青木氏から「ここのところ良くなっていて、期待している」と激励を受ける一方で、「私は(松山の4年ぶりでなく)4年連続でもらっているからね。やり続けるの」と、継続して結果を残す大事さをアドバイスされた。

 野球部門で受賞した巨人・菅野智之投手(28)とは、授賞式の前にゴルフ談議を行った。菅野もベストスコア69という腕前。「一緒にラウンドが夢です」とお願いされると、「ぜひ来年」と快諾。来年の目標として「最多勝」と投手のような文字をボードに記して「今季のトップは6勝でしたが、3勝でも最多取れる(年がある)ので、そこを狙いたい」と語った。

 ◆松山 英樹(まつやま・ひでき)1992年2月25日、愛媛・松山市生まれ。25歳。4歳からゴルフを始める。東北福祉大1年の2010年アジアアマ選手権を制し、日本人アマ初のマスターズ切符獲得。翌11年のマスターズは27位でローアマ。同年の三井住友VISA太平洋マスターズで日本ツアー史上3人目のアマV。プロ転向した13年に賞金王。日本ツアー通算8勝、米ツアー5勝。181センチ、89キロ。家族は妻と1女。

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