宮里優作、4位でマスターズ出場権はお預け


インドネシア・マスターズに出場した宮里優作

インドネシア・マスターズに出場した宮里優作

 ◆ゴルフアジアンツアー インドネシア・マスターズ最終日(17日、ロイヤルジャカルタGC)

 第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、日本ツアー賞金王・宮里優作(37)=フリー=は、最終Rで5バーディー、2ボギーの69で回り、首位と11打差の通算18アンダーで4位となった。日本ツアー関係者によると、今大会で3位以内なら来年4月の海外メジャー・マスターズ出場権を得られる世界ランク50位以内(現在58位)に入るとみられていたが、厳しくなった。世界ランク6位のジャスティン・ローズ(英国)が29アンダーで優勝。

 年内のマスターズ出場権獲得が厳しくなった。宮里は後半にショットが安定せず。第2、3日は2日連続で雷雲接近によるサスペンデッドになる中で、初日から3日連続67をマーク。日本シリーズJTカップを制した調子を維持していたが、最終日は69で伸ばしきれずに4位。「悔しい。(今大会に)いい状態を維持して入ってこられたけど、細かいミスも多くて、なかなか波に乗れなかった」と肩を落とした。

 次戦は来年1月11日からの米ツアー・ソニーオープン(米ハワイ州)。「来年、切り替えていきたい。またいい状態で入りたい」と3月末までに世界ランク50位以内に入り、再び夢舞台への切符獲得を目指す。

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