"今週はいよいよマスターズ!"っていうタイミングで、NZ情報なんか入稿して"誰か読んでくれるの!?"と不安ではありますが・・。でもとにかく、時間が出来た時に少しでも書かないとですね。このページが自然消滅してしまったら、悲しいですから、あはは。ということで、今回も宜しければお付き合いください。
こちらは先週末にサマータイムが終わり、ゴルフシーズンも終盤を迎えているところです。放課後の練習も、先週は8時まで明るかったのに、今はもう7時には真っ暗。こうしてあと2ヶ月もすると、寒い冬がまたやってくるんですね、ブルブル。。
さて、前回少しだけ紹介した伊織君(新高校1年生)とのゴルフキャンプが、今週無事に終了しました(ということで、原稿を書く時間が出来たわけです)。
14才の伊織君は、年明けにニュージーランドに到着。1月末までこちらの学校は夏休みなので、午前中は家庭教師とマンツーマンで英会話レッスン、午後はゴルフの練習というメニューで最初の3週間を過ごしました。
学校の新年度がスタートしてからは、月から金は地元のランギオラ ハイスクールに通い、放課後はゴルフの練習、というスケジュール。週末は、1週間の練習の成果を試すために、ランギオラのクラブコンペに挑戦しラウンドの経験値を上げていきました。
学校の授業は、ESOL(留学生向け英語)、数学、サイエンス、地理、保健体育、インターナショナルクッキング(調理メインの家庭科)の6科目。授業のレベルは、伊織君曰く、日本の学校と大体同じぐらいのレベルだそうです。ただ、全ての内容は英語で説明されるので(<当たり前ですね)、最初の1ヶ月は言葉の壁にかなり苦労したようです。(笑)
ゴルフの方は、前回も書いた通り97,95というスコアーでスタートしたわけですが、本人の努力の甲斐あって、1ヶ月も経つと84、82、80とほぼ毎週のようにベストスコアーを更新。ハンディキャップもあっという間にシングルに突入しました。若いって素晴らしいです、本当に。
厳しいことを言えば、強風が吹いたり雨が降ったりという悪条件下ではまだまだ対応しきれない部分も多いですが、これは当然のこと。3ヶ月前までは、穏やかなゴルフ日和に100前後でプレーしていたわけですから。
帰国直前に、「日本に帰ったら高校にゴルフ部を作りたい」と熱く語ってくれた伊織君。近いうちに、北海道随一と言われる進学校の名前を、高ゴ連の組合せ表で見られるかもしれません。これからも文武両道の精神を忘れずに、ニュージーランドで学んだ経験を生かして、学業とゴルフに励んで欲しいと思います。
さて最後に告知です。5月2日から4日の3日間、ニュージーランドのゴルフ留学とゴルフキャンプに関する個別説明会を、都内で開催します。詳細は、JGNZのウェブサイトやブログでご確認頂けますので、皆様お気軽にご連絡ください。
それでは、マスターズ観戦を共に楽しみましょう。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)