◆男子プロゴルフツアー中日クラウンズ 最終日(29日、愛知・名古屋GC和合C、6557ヤード、パー70)
さわやかな風が吹く中、日本屈指の歴史と伝統を誇る大会が終了した。2打差2位で出た09年全米プロ王者Y・E・ヤン(46)=韓国=が5バーディー、2ボギーと4日連続の67で回り、通算12アンダーで2006年9月以来となる日本ツアー5勝目を挙げた。
アンソニー・クウェイル(豪州)、同3勝の黄重坤(韓国)が8アンダーの2位となった。75で回った、昨年大会覇者・宮里優作は3アンダーの18位。10年大会王者の石川遼選手会長は76と崩れ、1アンダーの28位。日本男子5人目の米ツアー初優勝からの凱旋(がいせん)出場だった小平智は73とスコアを落とし、イーブンパーの32位で終えた。