宮里藍さん「中学校の先生になりたかった」…中学生と「模擬記者会見」


地元中学生による「模擬記者会見」に出席した宮里藍さん

地元中学生による「模擬記者会見」に出席した宮里藍さん

 昨年限りで現役を引退した女子ゴルフ元世界ランク1位の宮里藍さん(32)が18日、中京テレビ・ブリヂストンレディスが開催されている愛知・中京GC石野Cのクラブハウスで、地元の豊田市立石野中学校の生徒が校外学習として行った「模擬記者会見」に出席した。

 「中学生記者」と藍さんの主な質疑応答は以下の通り。

 ―尊敬する人は?

 「父(優さん)です。ゴルフだけではなく、人としての生き方を教わりました」

 ―一番、強いと感じた選手は?

 「アニカ・ソレンスタムさんです。勝てる気がしなかった。でも、だからこそ、勝ちたいと思って頑張れた。感謝しています」

 ―中学生の時は何をしていましたか?

 「バスケットボール部に所属していました。ゴルフの練習もしていましたが、バスケをやっている時間の方が長かったかな。チームスポーツは楽しかったですね」

 ―プロゴルファーになっていなければ何になりたかったですか?

 「中学校の先生になりたかった。中学校の時の先生がとても素晴らしい人で私もそうなりたいな、と思った。きょう、中学生の皆さんと話すことができてとてもうれしいです。ありがとう!」

 藍さんは17日にブリヂストン・アスリート・アンバサダーに就任。「プロ時代、アマ時代、さらに小さい頃からたくさんの人に応援してもらって、今があります。応援の素晴らしさを次の世代に伝えたい」と抱負を明かしていた。早速、地元の中学生を応援し、笑顔にさせた。

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