小平、今季メジャー“皆勤”で知名度アップ


練習ラウンドの移動中、ペンを走らせる小平(左)

練習ラウンドの移動中、ペンを走らせる小平(左)

 米男子プロゴルフツアーのメジャー最終戦、全米プロ選手権は9日から4日間、米ミズーリ州ベルリーブCC(7316ヤード、パー70)で行われる。2年連続2度目出場の小平智(28)=Admiral=は8日、夫人の古閑美保さんが見守る中、9ホールの練習ラウンドで調整した。

 ホール間移動ではギャラリーから「サトシ!」と名前を呼ばれてサインを求められるなど「少しは覚えてもらっているのかな。今までと違うところ」と、4月に初優勝しツアーメンバーとなったことで米ツアーでも存在感を示している。今季はマスターズ(28位)、全米オープン(予選落ち)、全英オープン(35位)に続き、メジャー4戦すべて出場する。

 コースを回った印象は「グリーンの起伏があるので、ピン位置によって乗せるところが大事。3パットしないように。ティーショットは得意なので」と、グリーン攻略をポイントに挙げた。予選ラウンドでは世界ランク11位で全米オープン2位のフリートウッド(英国)、リーシュマン(豪州)の強豪と同組で回る。「そういう組に入れてもらえるのはうれしい。しっかり勝負したい」と意気込んだ。

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