国内男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックス(11月15~18日、宮崎・フェニックスCC)の大会主催者は31日、海外メジャー3勝のブルックス・ケプカ(28)=米国=の参戦が決定したことを発表した。
松山英樹も参戦した昨年大会では、抜群の飛距離を武器に2位に大会史上最多9打差をつけ、大会史上6人目となる完全優勝を飾った。優勝会見の席では「来年もぜひ戻って来たい」と、V3への挑戦を宣言していた。
今年は一気に飛躍を遂げた。4月のメジャー初戦、マスターズは手首の故障で欠場したが、復帰すると安定したショットを武器に6月の全米オープン、8月の全米プロとメジャー2冠を獲得。世界ランクも自己最高の2位まで浮上した。
ダンロップフェニックスでは、1994~96年の尾崎将司が達成した大会史上2人目の3連覇に挑む。04、05年と連覇したタイガー・ウッズ(米国)も3連覇に挑んだが、06年大会は、プレーオフの末にパドレイグ・ハリントン(アイルランド)に惜敗。今年絶好調のケプカが、22年前のジャンボの記録に肩を並べるか注目される。