元賞金女王イ・ボミが主戦の清水キャディーとコンビを解消


 女子プロゴルフツアーの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は6日、富山・小杉CC(6605ヤード、パー72)で開幕する。

 前週大会を急性胃腸炎で欠場し、2週ぶりに復帰する韓国のイ・ボミ(30)=延田グループ=は5日、プロアマ戦で調整した。「(体調は)休んで良くなりました」と安心させた。

 新コンビで復調の手がかりをつかむ。6年間キャディーを務めた清水重憲氏(44)とのコンビを解消した。ボミは「清水さんがいい助言をくれても、その期待に応えられなかった。申し訳ない気持ちでゴルフをするのも嫌だった」と説明した。今大会は兵庫県のマスターズGCで研修生を務める女性キャディーが代わりを務める。今後については「調子が良くなれば、また(清水さんに)お願いしたい」と話した。

 今大会には、高校時代から2年連続賞金女王に輝いた2015、16年を含む昨季まで指導を受けていたコーチのチョ・ボムス氏が約1年ぶりに帯同している。コーチのアドバイスの下、タオルをわきに挟んでスイングの練習を行い、体全体を使って打てるように修正に励んだ。「試合では緊張でどうなるかわからないけど、今週は(体全体を使って打つ)意識を持ってやりたい」。昨年8月に挙げた通算21勝目を最後に、今季は賞金ランク92位に低迷するが、恩師と二人三脚で本来の強さを取り戻す。

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