◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィック・ダイヤモンドカップ第1日(20日、埼玉・武蔵CC笹井C=7060ヤード、パー71)
途中から雨が降る中、全組がホールアウトした。8月に初優勝した25歳の出水田大二郎が9バーディー、1ボギーの8アンダー63で回り、単独首位に立った。6アンダー65の稲森佑貴、岩田寛、D・ブーマ(タイ)の3人が2打差の2位につけた。
P・マークセン(タイ)が5アンダー66の5位。川村昌弘、久保谷健一、重永亜斗夢、片山晋呉、山下和宏らが4アンダー67で、6位で続いた。賞金ランク首位の今平周吾は3アンダー68で15位発進となった。
昨年覇者の片岡大育は1オーバー38位スタート。熱中症とウイルス性腸炎の影響で4週ぶりに復帰した、選手会長の石川遼は2バーディー、4ボギーの73と精彩を欠き、2オーバー82位となった。
なお、米国時間17日に、米アイオワ州のゴルフ場で、将来を有望視されていたスペイン出身の女性アマチュア選手セリア・アロザメナさん(22)が殺害される事件が起きたことを受けて、各選手が喪章をつけてプレーした。アジアンツアーから提案があり、スペイン国旗をイメージした赤と黄色の喪章で追悼の意を表した。
石川は「非常にショッキングなニュース。日本のゴルフ界でもこういう形で哀悼の意を伝えられたらなと思います」とコメントした。