アン・シネ“セクシー・チップインバーディー”「ギャラリーが沸いてくれてよかった」 首位は7アンダーのアン・ソンジュ 


10番、ティーショットを放つアン・シネ

10番、ティーショットを放つアン・シネ

 ◆女子プロゴルフツアーNOBUTAマスターズGCレディース 第1日(18日、兵庫・マスターズGC=6528ヤード、パー72)

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=は2バーディー、1ボギーの71で回り、35位スタートを切った。3か月ぶりの日本ツアー参戦のアン・シネは17日の予告通りピンクのシャツと膝上20センチのミニスカートでプレーし、多くの男性ギャラリーをくぎ付けに。13番パー4ではグリーン左7ヤードから58度のウェッジでチップインバーディーを奪うと、大きな歓声が沸き起こった。「ギャラリーが沸いてくれてよかったです。ウェアは気持ちよくプレーするために好きな色を選びました」」と笑顔で話した。

 今季、これまで日本ツアーに5戦出場し、3度予選落ち。最高成績は中京テレビ・ブリヂストンレディス(5月)の39位と成績は奮わないが、セクシークイーンの存在感は抜群。この日、同組だった美人プロの原英莉花(19)=フリー=も4バーディー、2ボギーの2アンダー、24位と健闘したこともあり、多くの男性ファンがアン・シネ組を追った。「推薦出場が決まっている試合は今年最後。最後の試合となることもあるので、4日間、笑ってプレーできるようにしたい。きょうはリラックスしてプレーできた。明日も同じ気持ちでプレーしたい」。アン・シネは今季、日本最終戦となる可能性が大きい一戦で予選通過に意欲を見せた。

 賞金ランクでトップを走る「マネークイーン」アン・ソンジュ(31)=モスバーガー=が7バーディー、ボギーなしの7アンダーで首位。1打差2位に岡山絵里(22)=ニトリ=、木村彩子(22)=フリー=が続く。さらに1打差の4位に木戸愛(28)=ゼンリン=らが追う。

 17日のプロアマ戦で、巨人から次期監督就任の正式要請を受けている原辰徳氏(60)と同組で回り、激励を受けた韓国のイ・ボミ(30)=延田グループ=は1アンダーの35位。ツアー11試合連続予選通過のアマチュア新記録を狙う安田祐香(17)=兵庫・滝川二高3年=はイーブンパーの56位。50位タイまでの予選通過ラインに1打及ばず、新記録達成のためには第2日(19日)の巻き返しが不可欠だ。

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