田村、脇腹痛に耐え首位発進「ナイスでしたね」


単独首位に立った田村

単独首位に立った田村

 ◆男子プロゴルフシニアツアー 富士フイルム選手権 第1日(1日、茨城・江戸崎CC=6991ヤード、パー71)

 2年前の覇者・田村尚之(54)=ダイクレ=が7バーディー、1ボギーの65で回り首位に立った。久保勝美(56)=高根CC=、金鐘徳(57)=大山GC=が66で回って2位タイ。今季の賞金ランキング首位を決めているP・マークセン(52)=フリー=は72で15位タイと出遅れた。

 痛みに耐えた。「ナイスでしたね。ホント、よく回れましたって感じです」とホッした表情。今週初めに右脇腹を痛め、かかりつけの治療院に駆け込んで治療に専念。練習ラウンドは前日のみだったが、後半9ホールで6バーディーを奪うなどパットがさえた。「パターが入るとスコアになるんだね。パット・イズ・マネー」と笑った。優勝した2年前も、肋軟骨(ろくなんこつ)骨折でコルセットを装着しながらプレー。「今回も完走できればいいんだけれど。今日もこれから治療に行きます」とコースを後にした。

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