国内女子プロゴルフツアーの来季の優先出場権をかけた第2次予選会は1日、A~Dの4会場で第2ラウンドが行われた。
A地区の栃木・烏山城CCでは、71で回った篠崎愛(21)=マナGC=が通算6アンダーで単独首位をキープ。小滝水音(20)=静ヒルズCC=が3打差の3位。72で回った韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=は1オーバーの12位。ツアー1勝の藤田光里(24)=レオパレス・リゾートグアム=は71をマークし、14位へ浮上。ツアー1勝の松森彩夏(24)=スターツ=は73で19位。通算9勝の諸見里しのぶ(32)=ダイキン工業=は、77で29位へ後退した。
B地区の埼玉・こだまGCは、鎌田ヒロミ(29)=スターツ笠間GC=ら2人が通算6アンダーで首位に並んでいる。73の大西葵(24)=YKK AP=は6打差13位。ツアー1勝の斉藤愛璃(28)=保土ケ谷CC=、川崎志穂(22)=ミツウロコグループホールディングス=は77で5オーバーの39位。75の工藤遥加(25)=セガサミーホールディングス=は、9オーバーの72位へと後退した。
C地区の三重・伊勢CCでは、70で回った吉本ひかる(19)=マイナビ=が通算5アンダーの単独首位へ浮上した。8月のプロテストトップ合格のエイミー・コガ(23)=フリー=が2打差の2位。72で回ったセキ・ユウティン(20)=MEDIHEAL=は1オーバーの7位。森美穂(25)=フリー=は80で、17オーバーの83位へ後退した。
D地区の福岡・ザ・クイーンヒルズGCでは、70で回った豊永志帆(28)=東芝=が通算5アンダーの単独首位に立った。ツアー2勝の前田陽子(33)=伊藤園=、竹内美雪(22)=タイカ=が1打差の2位。米ツアー1勝の宮里美香(29)は2アンダーの9位。72の三浦桃香(19)=フリー=は2オーバーの33位。ツアー2勝の堀奈津佳(26)=フリー=は76で、5オーバーの55位となった。
各会場ともに11月2日に最終ラウンドを予定している。勝ち残れば、11月20~22日に静岡・葛城GCと岡山・山陽GCで行われる3次予選会へ進出する。