Lion&Tex肥後の『親子のオーストラリア ジュニアゴルフ奮闘記』12ーニューカレドニアサウスパシフィックオープンでの貴重な経験


 前回に引き続き、ニューカレドニアで行われたサウスパシフィックジュニアオープンの大会の様子をお伝えします!

 

 大会初日の朝はオーストラリア時間の5:30に「今からゴルフ場に行ってそこで朝食を食べてからティーオフします!」と娘からライン連絡がありました。
 そして午前中は親の私達の方がドキドキ。大会のフェースブックやツイッターで試合のスコアをヤキモキしながらチェックするも、大したアップデートもないので娘からの連絡を待つのみ。

 

 やっと昼過ぎに連絡があって、なんと2アンダー!去年の優勝者でここのティーナゴルフ場のメンバーの17歳の女の子が3アンダーで1位。初日のアンダーで回ったのは娘を含めて3人だけだったのでとても良いスタートを切った感じ!まあでも最近は出だしが良くても途中でコケることが多々あるので1日の結果だけではあまり喜ばないようにと自分に言い聞かせながら、2日目を迎えることに。

 

 またまた首を長~くして娘の連絡を待つこと5時間、やっとラインの電話が鳴った。2日目のスコアは1アンダーで通算3アンダーの2位タイ。昨日1位の女の子は今日5アンダー出したらしく1位とはちょっと引き離されてしまったけど、2日連続でアンダーで回れたことは本人の自信にもなったんじゃないかな?残るは最終日。最終組で回ってどれだけ自分のゴルフができるか。

 

 最終日、なかなか朝のティーオフ前の連絡がないので、大丈夫?って連絡したら、なんとホテルからの送迎バスの運転手の英語のわからないおばちゃんが、間違えて空港に向かってたらしく、みんなで必死にゴルフ場に行って!!っと身振り手振りで訴えてコーチが来ていたポロシャツのロゴのマークを見せて、ようやくわかってもらえて引き返し、ゴルフ場に着くのが遅れたらしい。無事ゴルフ場に着いて良かったけど。

 

 最終日はさすがに頻繁に大会フェイスブックとツイッターにスコアがアップされてて、娘からの連絡待つことなく結果がわかってしまった。途中1つのばして4アンダーまで行くも、その後はスコア落として結局は通算1アンダーの総合3位。15歳以下の部ではグロスチャンピオンになり今まで見たことないような木彫りの一風変わったトロフィーも貰って満足!3日間の通算スコアがアンダーで回れた事だけでも大きな進歩!

 

 初めて英語の通じない海外遠征でとても良い経験をして、得るものも沢山あったでしょう!1週間ぶりに空港で見る娘がちょこっとだけ成長したように見えて嬉しいやら寂しいやら。良い経験させていただいたゴルフクイーンズランドにも感謝!

 

大会当日は天気も良くなりゴルフ日和。リーダーボードもあってやる気をそそる感じ。日本からの選手も出場しているので日の丸もあります!

試合前のパターグリーンの様子


初日のとても嬉しいスコア。ヤシの木と海に浮かぶ島を背景に、このパットは決まったかな?

アップダウンの激しいコースなので、ボールの行方もしっかりとお互いで確認!


ヤシの木の下でゴルフ観戦。南国の島のゴルフ場ならではの景色。

木彫りの民芸品のようなとてもユニークなトロフィー。


南の島ならではの商品の数々

受賞者全員で記念撮影。いろんなトロフィーがあって面白い。


 

◆肥後 正史(ひご まさふみ)
1969年8月10日生まれ 来年で半世紀を迎えます!(笑)高校時代はサヨナラの場面で三振しましたが一応甲子園球児(汗)その後大学野球のため渡米しテキサスの大学で在学中全米準優勝を経験、当時は野茂さんも未だメジャーデビューしておらず、白人至上主義のテキサスでは人種差別を受けながらも日本人プレーヤーとして日本の野球を伝える。遠征ではKKK(クー・クラックス・クラン)にも行ったり、乱闘試合を3度体験(2度は私が理由…)
帰国後は出身地鹿児島の総合商社に入社、在籍中豪州に駐在。 その後日本に帰国しテックス インターナショナル エージェンシーを設立、野球用品 Team TIAを立ち上げ現在に至る。 娘の莉音が4年前からゴルフをはじめ夫婦で娘のゴルフ活動をサポート 今年の8月からは Evolve Athlete Academy(EA2)という現役ゴルファーの親が、親の目線で運営する「アスリートの将来に役立つ」ゴルフアカデミーを設立。http://golf.teamtia.co.jp自分が経験した海外スポーツ体験を生かし、より多くの日本人アスリートに国境、言葉のハンディを超えて、将来に役立つより良い経験をしてもらう為のサポートをする。