【日本S】優作&稲森“虎さんガッツポーズ”でお疲れさま~


18番でともにパーセーブした宮里(手前)と稲森(右)は、崔虎星(左奥)顔負けのガッツポーズで喜んだ

18番でともにパーセーブした宮里(手前)と稲森(右)は、崔虎星(左奥)顔負けのガッツポーズで喜んだ

 ◆報知新聞社主催男子プロゴルフツアー今季最終戦日本シリーズJTカップ第3日(1日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 宮里優作(39)=フリー=は8位で出ると3バーディー、3ボギーの70で回り、4打差11位で大会史上6人目の連覇へ可能性をつなぎ留めた。3番で4メートルを入れ、6番は2オン2パットのバーディーで伸ばすも、8番は1.5メートルを外してボギー、9番もグリーン右バンカーにつかまってボギー。「今日はショットが悪かった。すぐにボギー打っちゃうし」と苦笑した。

 変則スイングで話題沸騰中の崔虎星(45)=韓国=と同組でプレー。最終18番では、稲森佑貴(24)=フリー=とともに崔のガッツポーズをまねて、ギャラリーの爆笑を呼んだ。「虎さんは、一打にかける情熱がすごい。あのスイングは、最後の足の蹴りでクラブのヘッドを走らせているのでは」

 コーチの父・優さん(72)が見守る前で、打撃練習場で一番最後まで居残り練習した。13年、昨年ともに第3Rで首位に立っての逃げ切りV。「自分には全く期待していません」。62をマークして、賞金王に輝いた昨年大会最終日を無欲で再現する。(榎本 友一)

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