【日本S】今平周吾が初の賞金王決定 賞金ランク2位ノリスの逆転が不可能に


9番ティーショットを放つ今平周吾

9番ティーショットを放つ今平周吾

 ◆報知新聞社主催男子プロゴルフツアー今季最終戦日本シリーズJTカップ最終日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 今平周吾(26)=フリー=が初の賞金王戴冠(たいかん)が決定した。賞金ランク2位につけている南アフリカのショーン・ノリス(36)=JOYX=は唯一、今平を逆転する可能性を残していたが、その絶対条件は今大会の優勝。この日、ノリスは66で回り、通算1アンダーとしたが、通算5アンダーでホールアウトした星野陸也(22)=フリー=らがノリスを上回ったため、今平の賞金王が決定した。

 5位から出た石川遼(27)=カシオ=は1番パー4で第1打を左ラフに曲げ、第2打はグリーン右奥ラフにオーバー。第3打もミスしてもグリーンに乗せられず、4オン2パットの痛恨のダブルボギーをたたいた。しかし、その後、3番、6番、7番、11番、12番、14番と6つバーディーを量産。16番終了時で通算7アンダーまでスコアを伸ばし、首位と1打差2位に迫った。

 首位タイから出て、14番まで2つスコアを伸ばし、通算8アンダーとした堀川未来夢(みくむ、25)=Wave Energy=が単独首位。

 16番まで消化の小平智(29)=Admiral=と藤本佳則(29)=国際スポーツ振興協会=、14番まで消化した韓国の黄重坤(26)=フリー=も1打差2位に続く。

 今平は16番まで終了し、3打差の7位。

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